ガーデニング誌ビズ HOME > ガーデンチャリティ > プロジェクト一覧 > 雄勝ローズ・ファクトリー・ガーデンプロジェクト > <東北復興支援>3.11ガーデンチャリティ活動計画2013 雄勝花物語第2章 「ローズガーデン&ファクトリー・プロジェクト」
ガーデニング誌ビズ HOME > ガーデンチャリティ > プロジェクト一覧 > 2013年の活動 > <東北復興支援>3.11ガーデンチャリティ活動計画2013 雄勝花物語第2章 「ローズガーデン&ファクトリー・プロジェクト」
<東北復興支援>3.11ガーデンチャリティ活動計画2013
雄勝花物語第2章
「ローズガーデン&ファクトリー・プロジェクト」
2013年03月11日
昨年は全国のガーデン愛好家の皆様のご支援を受け、宮城県・石巻と岩手県・陸前高田に花々が咲き乱れる美しい庭や広大なメドウを作り上げました。ガレキの地を一変させた花の力は素晴らしく、多くの人々に感動を届けることが出来ました。心より御礼申し上げます。
(その様子は、ホームページとビズ79,80号に特集で掲載していますのでご覧下さい。)
「3.11ガーデンチャリティ」2013年の支援企画がスタートしています。場所は宮城県北部の雄勝(おがつ)、ここは硯の石を産出することで知られた町ですが、津波で壊滅状態になりました。この地で生まれ育った徳水利枝さんは災害の犠牲になったお母様の家があった場所を拠点に「ふるさと再興」を目指して夫・博志さんと行動を起こしました。プロジェクト名は「雄勝花物語第2章 ローズガーデン&ファクトリー・プロジェクト」です。
バラと果樹をたくさん植えて、ゆくゆくは観光ガーデンとジャム工場を作るつもりです。そうしたら町の皆も戻ってきてくれるかもしれない。そのためには、お客さんが楽しんでくださるガーデンにしなければ…強い気持ちで頑張ろうと誓っています。
この計画にはオープンガーデンみやぎ顧問の鎌田秀夫さん(ガーデンデザイナーで施工のプロ)が全力でバックアップしています。友人の荒川陽子さん、山下恵美さんの他、バラに詳しい阿部えり子さん(オープンガーデンみやぎ)も協力を約束しています。現在、雄勝にはこのプロジェクトのシンボルとなる小さな家が建ち、木柵も出来ました。これから井戸を掘って水を確保する作業を始めます。
すべてが一からの出発です。
全国の皆様がこのプロジェクトに関心をもって、温かく見守ってくださることを心よりお願いいたします。今年のオープンガーデンにおいても、昨年と同様、支援金募集にご協力いただけますよう、重ねてお願い致します。
3.11ガーデンチャリティ
八木波奈子(ビズ編集長)
内倉真裕美(ブレインズ代表)
辻本智子(淡路夢舞台「奇跡の星の植物館」プロデューサー)
2012年1月24日から開催された「とうほく蘭展&ガーデニングフェスタ2013」にて展示された“雄勝の小さな家”、名付けて「マヨイガの家」。遠野物語に語り継がれる、無欲な人がここを訪れ、何も持ち帰らずに家を後にすると、やがて幸せがやってくるという昔話から名付けられました。上写真内、左から中心メンバーの阿部えり子、徳水利枝・博志、荒川陽子、山下恵美の皆さん。シンボルハウスは扉もおしゃれです。
「とうほく蘭展&ガーデニングフェスタ2013」にて展示された「マヨイガの家」を雄勝に移設しました。2013年3月10日現在の雄勝の様子です。
その他の活動プロジェクト