ガーデンデザイナーの二宮孝嗣さんの粋なプレゼントのお話です。
「“花咲く野原プロジェクト”の端っこにビニールハウス建てたいんだけど・・・それでね、ハウスができたら、種まきに参加した子どもたちを呼んで餅つきしたらどうかなって思っているんだ」ビズ編集部に相談の電話をしてきた時は、もう臼も杵もセイロも車に積み込んでいたようでした。餅米も友人知人の協力を得て集めたとのこと。もちろん、ビニールハウスの材料も自分の畑からもっていくと段取りを済ませていました。あまりの熱心さに聞いていて思わず笑ってしまいました。「3.11ガーデンチャリティ」としても引き込まれるように、「いいんじゃな?い!」と協力を約束。
当日は現地の女性たちの協力をえて、アンコにキナコ、野菜汁などメニューもあれこれ揃い、大にぎわい。つきたてお餅の人気はすごく、信じられないくらいの量がみんなのお腹におさまりました。
そうそう、大きなビニールハウスも立派に完成して、中にはガーデニングの道具や芽だし中の花苗棚、ストーブ、テーブル&椅子が納まりました。これで、寒風の中作業したあと、お茶を飲む場所も出来て、関係者一同、よかった、よかった。