「暮らしの保健室」が全国に広がっています
2019年02月18日
若い建築家が設計。船に見立てたデザインです。
すでに全国50カ所にも広がっている「暮らしの保健室」をご存知ですか? ここでは、暮らしや健康、医療、介護の相談を気軽にすることができます。各地域で、人々のコミュニケーションのハブ的な存在として力強い存在になりつつあります。私が訪れたのは昨年9月にオープンしたばかりの「暮らしの保健室あつぎ」で、室長は島﨑菜穂子さんです。新しいボランティア活動とも言える、このシステムを最初に考えた人は、訪問介護のスペシャリストで、マギーズ東京・共同代表の秋山正子さんです。島﨑さんも秋山さんに信頼された実力者。これからの日本に必要とされる互助の精神が保健室の運営を支えます。
オリジナルTシャツ。
島﨑菜穂子さんは長年医療の分野で働き、英国留学も経て現在に。ここではガーデニング教室も開かれます。
お店の前のベンチで。私も和んでいます。
一階はジェラートの店に。収益はこの相談室の運営を支え、人々が集まるきっかけづくりにも。
材料が吟味され、とても美味しい。
ジェラートのお店の名前は「ジェラテリア Sea Grace」
ジェラートのお店の名前は「ジェラテリア Sea Grace」
二階のデッキ。船の舳先のよう。
向かいは緑。ゆくゆくはガーデンも近くに作りたい。
「暮らしの保健室あつぎ」連絡先
〒243-0811
神奈川県厚木市妻田東1-2-1
電話:046-409-9512
hokenshitsu@seagracedolphin.com
神奈川県厚木市妻田東1-2-1
電話:046-409-9512
hokenshitsu@seagracedolphin.com
藝大の社会人講座<DOORプロジェクト>
このボードは今年の2月3日に完成披露されました。東京藝術大学履修証明プログラム・DOORプロジェクトの受講生が制作。「暮らしの保健室あつぎ」のサポーターたちを明快なカード形式にまとめたもので、アートと福祉をつなぐ新発想の講座から生まれました。この講座のディレクターは日比野克彦さん(東京藝術大学美術学部長)が務めます。
DOORとは、Diversity on the Arts Project のことです。
DOORとは、Diversity on the Arts Project のことです。
このボードは今年の2月3日に完成披露されました。東京藝術大学履修証明プログラム・DOORプロジェクトの受講生が制作。「暮らしの保健室あつぎ」のサポーターたちを明快なカード形式にまとめたもの。アートと福祉をつなぐ新発想の講座から生まれた。