第39回 全国都市緑化北海道フェア
ガーデンフェスタ北海道2022」よりレポート
2022年7月15日
今年の全国都市緑化フェアは、北海道・恵庭を主会場に、6月25日から7月24日まで開かれている。会期は1カ月と、通常よりは短期間ではあるけれど、恵庭のガーデナーを核とした市民活動の集大成といった感があり、活気に満ちたフェアになっている。「庭と暮らす美しい街づくり」を目指して、30年も努力し続けてきた市民の「我が街への愛」が伝わる。
●取材は、フェアの始まる前、6月18日から20日の3日間で行った。フェア会場のほか、惠み野、千歳、江別、北広島、苫小牧、岩見沢など、主に個人邸のガーデンを訪問し、北海道のガーデニング状況を見学した。ほとんどのガーデナーさんが長年BISESを愛読し、影響を受けたことなどを話され、強い印象を持った。この取材のコーディネーター兼ガイドを務めてくださったのは、内倉真裕美さん、梅木あゆみさんのお二人。
NEW
第7話が新たに加わりました!
第7話が新たに加わりました!
第1話「はなふる」主会場より
中央のイベントステージを囲むように、北海道を代表するガーデナーが、各自趣向を凝らした7つのテーマガーデンを制作した。また、35の企業や自治体などによるガーデンコンテストも行われた。
第2話「惠み野ストリート」
恵庭市惠み野の住宅街は、日本でも珍しいガーデンシティを実現している。惠み野駅から、いこいのストリート、やすらぎストリート、花さんぽのガーデンギャラリーなどを見学。
第3話「北海道の美しいガーデン」まず最初の4件
その1 イコロの森
その2 ノーザンホースパーク
その3 土屋希保さんの庭
その4 木村昭子さんの庭
第4話「北海道の美しいガーデン」みんな庭友達
その1 高橋かつえさんの庭
その2 岩見沢のFさんの庭
その3 幸子ママの庭
その4 恵み野の若杉さんの庭
第5話「庭好きにおすすめの店」
庭巡りの途中で一休み、庭好きのフィーリングに合う日用品を買いたい、さりげない希少種の花苗が欲しいなど、こだわりのガーデナーの心を掴む、ガーデンも見所のあるお店。
前庭もある北欧の雰囲気を漂わせるお店。食器もジャムをはじめとする食品も、購買意欲をそそります。ディスプレイもスカッとしています。
花茶 kacha
綺麗な花を愛でながらお茶をする場所、だから花茶。ピザ釜を持ち、いちご狩りできる畑を持ち、そのうち8月にはとうもろこしも!そして、サークル状の素敵なガーデンもあるお店です。美味しくて安い、人気のお店。
電話:0123-29-2888 住所:北海道千歳市泉郷479 予約:食べログ.com
電話:0123-29-2888 住所:北海道千歳市泉郷479 予約:食べログ.com
ティーズ・ガーデン
北海道のガーデン界で大活躍する、土谷美紀さんの営むサンガーデンのカフェです。テーブル席からは窓外にハンギングバスケット、そして緑のガーデンが広がる気持ちの良いお店です。お茶にランチにいかがですか?
電話:0123-36-8050 住所:〒061-1356 北海道恵庭市西島松561-4
電話:0123-36-8050 住所:〒061-1356 北海道恵庭市西島松561-4
庭の花
中根夫妻が営むガーデンショップ。ここには庭に植えたい植物がたくさんあると評判です。広々としたショップはどこまでがガーデンなのか、お店なのかわかりません。素敵な自然体の植栽見本がそこここに。
電話:011-382-6106 住所:〒069-0822 江別市東野幌144
(4月中旬〜10月末日営業)
電話:011-382-6106 住所:〒069-0822 江別市東野幌144
(4月中旬〜10月末日営業)
第6話「BISES 25年で出会いを重ねて」
恵庭にて今回お会いした人々は、BISESの発信を受け止めて、長い時間をかけてガーデンを育んで来られた人たちでもある。梅木あゆみさんによれば、「八木さんは今回、BISESがまいた種が、どんなふうに育ったのか見に来られたのね?」という。結果は見事なまでの結実であった。北海道の気候風土と、内倉&梅木というリーダーを得て、北海道全体が今まさに、ガーデンアイランドと呼ぶにふさわしい美しい大地に育っていた。
そして、この北海道のガーデン界には、確実に次世代の実力派ガーデナーが続々と誕生している。彼らは世界を舞台に活躍できる力を蓄えているとも聞いた。
そして、この北海道のガーデン界には、確実に次世代の実力派ガーデナーが続々と誕生している。彼らは世界を舞台に活躍できる力を蓄えているとも聞いた。
第7話「BISES 25年で出会いを重ねて」
ガーデンフェスタ北海道2022(第39回 全国都市緑化北海道フェア)のメイン会場である「はなふる」内のセンターハウスには、会期中ビズ・コーナーが設けられていた。そこにはBISES全146冊が展示されたほか、桜形のボードには、手書きで“「ガーデニング」はここから始まった”と題した、ビズ誌への温かなメッセージが書かれている。そのボードの地模様には、BISESの文字がびっしりと印刷されている。
八木の写真付きのパネルには、ビズ出版から恵庭市へ25年分のBISESを贈呈させていただいた経緯が書かれている。
八木の写真付きのパネルには、ビズ出版から恵庭市へ25年分のBISESを贈呈させていただいた経緯が書かれている。