ガーデニング誌ビズ HOME > 執筆者・八木 波奈子のブログ > 2017年06月05日 高原の風に吹かれてバラを楽しむ
パーク・ウエルネスが公園のコンセプト
国営越後丘陵公園

高原の風に吹かれてバラを楽しむ
パーク・ウエルネスが公園のコンセプト
国営越後丘陵公園

2017年06月05日

上越新幹線に乗って長岡下車。国営越後丘陵公園に行って来ました。写真家の桜野良充さんの「香りのばら園写真展」が6月18日まで開かれているので、バラと写真展を同時に楽しもうという心づもりです。この展覧会の写真セレクトなどをビズ出版がお手伝いしたので、その出来映えはいかに、とちょっとドキドキしていました。でも、写真の世界は光の捉え方が素晴らしく、異次元の雰囲気、実物のバラ園は香りにみちて思わず深呼吸。どちらも一緒に味わえるなんて本当に贅沢、幸せになれた一日でした!


左からバラを担当する石原久美子さん、私(八木)、
マネージャーの渡邊人志敬(としひろ)さん。
お洒落なボランティア・ハウスの前で撮影。

パーク・ウエルネスのコンセプトを作った管理センター長の小林雅彦さん。
経験豊富でセンスも抜群!

写真展の入口。充実した展示で、なかなか良かったです。
ボランティアさんたちの作業風景も好評とか。

バラ園の中心部に八方に広がるアーチのゾーン。
満開まで、あと少しです。


草原を渡る風がとても気持ちがよい。
自然に広がったメドウ。
厄介な雑草でも、何て可愛いのだろう。


ひとえバラのプリンセス、デンティ・ベス。素晴らしい咲きっぷりでした。


この越後丘陵公園はバラ園以外のスペースも大変広く、メドウのゾーンや里山エリアも広がっていて、とても伸びやかです。ここを利用する人々をはじめ、スタッフやボランティア・スタッフさんたちも、皆が気分よく公園の恩恵にあずかれるようにと、様々な工夫が実施されています。公園コンセプトは「パーク・ウエルネス」、みんながニコニコしています。これは、ビズの掲げるガーデンセラピーに通じているな、と感じました。

国営越後丘陵公園:
http://echigo-park.jp/
http://echigo-park.jp/k/

公園ブログ配信中
http://echigo-park.info/

イベントのお問い合わせなどは、越後公園管理センターまで。
TEL. 0258-47-8001
入園料:410円(65歳以上210円)、
6月と7月の休園日:6月19日と7月10日。

執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。