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絵本画家・いわさきちひろ生誕100年

2017年11月20日

来年2018年は絵本画家・いわさきちひろ生誕100年にあたります。それに先立ち、11月1日に都内で記者発表が行われ、東京と安曇野のちひろ美術館で行われる「Life展」の詳細が明らかにされました。来春3月からスタートし2019年1月まで、7組のアーティストが次々といわさきちひろとコラボレーションする意欲的な企画です。詩人・谷川俊太郎はじめ、建築、ファッション、写真、など様々な分野で活躍するクリエーターたちが、いわさきちひろの新たな世界を開きます。

いわさきちひろの一人息子、松本猛が書き下ろした評伝「いわさきちひろ〜子どもへの愛に生きて〜」が発売されました。

子どもを愛し、花を愛したちひろが、絵描きとして研鑽を積んだ日々の息づかいまでが伝わる1冊です。

20世紀に活躍した数多くの画家たちや、絵本の出版に情熱を注いだ編集者たちが登場する特色ある内容は、ちひろ文化圏を描き上げて、面白く読めます。

講談社 定価1,800円(税別)

中央は東京と安曇野にある「ちひろ美術館」の館長・黒柳徹子さん。
左はちひろの息子で新刊本の著者・松本猛氏、右は夫・松本善明氏(91歳)。
Life展でいわさきちひろとコラボレーションするアーティストの皆さんと
回顧展の開催館である東京ステーションギャラリーの学芸員。

執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。