世界有数のフランス印象派絵画のプライベート・コレクションであるビュールレ・コレクションが、いよいよ日本で公開されます。
2月14日から始まる東京展から、5月の福岡、7月の名古屋へと巡回します。
スイスの実業家であるエミール・ゲオルク・ビュールレが1937年から1956年に掛けて収集したものです。
ルノワール、セザンヌ、モネ、マネ、ゴーギャン、ファン・ゴッホなどの豪華な作家たちの傑作が並ぶ、圧巻の展覧会となります。
ガーデンを愛する皆さまのために、展覧会作品から4枚の絵をご紹介致します。
「可愛いイレーヌ」はガーデンの深い緑を背景にした8歳の少女がモデルで、ルノワールのまなざしが感じられる優しい作品です。
自分でつくったガーデンをモデルに、名作をたくさん描いたモネの出品作は、「ジヴェルニーのモネの庭」と、もう一枚、幅4mを超える「睡蓮の池、緑の反映」の大作。
じっくりごらんください。
マネの「ベルヴュの庭の隅」はガーデンのある生活が描かれていて、空気感が素晴らしい。
皆さま、是非会場にいらしてください。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
1880年 油彩、カンヴァス 65X54cm
©Foundation E.G. Bührle Collection,
Zurich( Switzerland) Photo : SIK-ISEA, Zurich ( J.-P. Kuhn )
クロード・モネ
1895年 油彩、カンヴァス 81.5X92cm
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich( Switzerland) Photo : SIK-ISEA, Zurich ( J.-P. Kuhn )
エドゥアール・マネ
1880年 油彩、カンヴァス 91X70cm
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich( Switzerland) Photo : SIK-ISEA, Zurich ( J.-P. Kuhn )
クロード・モネ
1920-26年頃 油彩、カンヴァス 200X425cm
©Foundation E.G. Bührle Collection, Zurich( Switzerland) Photo : SIK-ISEA, Zurich ( J.-P. Kuhn )
開館時間 10:00〜18:00 (毎週金曜日・土曜日、4月28日〜5月6日は
20:00まで)
休館日 毎週火曜日(5月1日は開館)
入場料 当日一般1,600円
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会ホームページ http://www.buehrle2018.jp