これからのガーデンはどのような方向を目指すのか?
BISESは庭がもつ無限の可能性を求め今年も新しい領域を開拓していきます。
<英国で注目のガーデンセラピー>
今年初のBISES早春号(1月16日発売)には、英国で今最も注目されているガーデンセラピーの話題を巻頭で特集しています。看護師だった一人の女性が何年もかけて地域の廃園を手入れし、ついには見事なセラピーガーデンを完成させるという感動の物語です。
英国ガーデン界が注目するその庭の成功は、花々の美しさにとどまらず、プロアマ混合のボランティアで組織される運営方法にもあります。ここでは各種のガーデンセラピーがプログラムされ、心を病んだ人、体に障害を受けた人など、セラピーを必要とする人々に施され効果を上げています。その他、温室を利用したアートの展示から、洒落たカフェまであって快適空間そのものです。
地域の誰もがここに来てゆっくりとした時間を過ごすことができる場所なのです。「ヘルムズリー・ウォールド・ガーデン」、まさにこれからの日本が取り入れるべき、新しいガーデンといえます。
<ガーデナーたちが力を合わせて市の名所をつくる>
新潟県の見附市にオープンした“みつけイングリッシュガーデン”はガーデンデザイナーのケイ山田さんが頑張って作ったフラワーパークです。花いっぱいの公園はメンテナンス費用がかかるので行政からは敬遠されるものですが、見附市民は指導を受けて腕を磨き、皆で手入れすることで、公共なのにロマンチックに花が溢れる公園を誕生させたのです。ハッピーになれるお話です。
ぜひBISESの早春号(1月16日発売)でご覧ください。
BISES No.94(早春号) 今号の注目テーマをご紹介!
2015年01月15日