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BISES No.102 夏号はパワフルな特集がいっぱい詰まっています!

2016年05月16日

「ブルー・センセーション」
青い花々で奇跡のコーディネート。英国のガーデン界のトレンドは、手のかからないローメンテナンスの庭へと動いているもよう。でも、ここは別世界のコテージガーデン、たっぷり時間をかけて手入れされた草花が咲き誇っています。レトロな優しさと、花々の豊かな色彩で訪れる人の胸を幸せ気分に満たしてくれる。オーナー夫妻にとって庭の手入れは至福の時間だそうで、美しい庭のオープンガーデンは大変な人気です。

「オススメのバラとガーデンプランツ決定版」
河合伸志さんが手掛けた3年目の実例ガーデンをテキストに、バラ栽培の極意を伝授。人気の高いニュアンスカラーのバラを始め、カラー別のグループ紹介も新鮮です。ガーデンにバラと一緒に植えると可愛い草花も、分かりやすい写真で解説。バラ栽培の腕がワンランクアップするバラ好き必見の特集です。

「花々のファンファーレ」
球根花が咲き揃い、新緑がまぶしい蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデンの初夏。ガーデンフォトグラファーの植原直樹さんが長時間をかけて撮影した、開園から25年を経た成熟の庭です。ガーデンデザイナー・ケイ山田さんが工夫を重ねた植物のコーディネートには、参考になるポイントがたくさん隠されています。日本で最初に誕生したイングリッシュガーデンを見に行きませんか?

「風の見える庭」
もしかしたら、この神秘的にさえ見える静寂の庭が、時代を先取りするスタイルかもしれない。草原の中にさりげなく、でも充分に計算されて植えられた百合の花。はかなくも逞しくこぼれ咲くエリゲロンの鉢は野の草の波間に顔を出す。華やかな彩りの代わりに、そよ風が渡る景色が美しいガーデンです。

「吉谷桂子と夢を育むガーデナーたち」
静岡県の観光ガーデン、はままつフラワーパーク。今年の見所は、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんと世界一のフジ栽培家、塚本こなみさんの2人がつくり出した“スマイルガーデン”。思わず歓声が上がる珍しい花々が彩る散歩道には迫力があります。そして、パワフルな2人を支える女性ガーデナーたちの活躍ぶりにも笑みがこぼれます。変化に富んだランドスケープデザインをベースに、新しい公園の楽しさを伝えるフラワーガーデンがここにあります。

「ガーデンセラピー」
北海道在住の山崎亮子さんによる体験的セラピーガーデン作り。家とガーデンを結ぶステップが緩やかなスロープに作り替えられました。おしゃれなユニバーサルデザインの事例です。これで、仔犬も元気よく庭に走り出られるようになりました。

執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。