人気建築家・杉浦伝宗さんの「小さな家」シリーズはもう100棟を越える設計数だそうです。今年のオープンガーデンは、その数にご自身の別邸完成を加えられて、家のお披露目を兼ねた期待度マックスの庭訪問になりました。斜面の多い住宅地を巧みにいかした立体的なガーデンと、南北の壁にソーラーパネルを駆使して光の透過をデザインした新感覚の家です。屋上からは庭が一望出来て、かなりの迫力。杉浦さんによれば、この家は“老後の遊び場”。アトリエのあるリタイア・ライフはとっても素敵!
奥様の百合子さんは多芸多趣味な方だけれど、「やっぱりガーデンが一番。飽きないのよね」とニッコリ。自信作は斜面地を利用したメドウで、キュービックな家といい感じに調和していました。「この庭は、次回のビズ・ガーデン大賞に応募しようと頑張っていたのに…‥」とBISES休刊を残念がってくださいました。五月晴れの気持ちのいい午後でした。
建築家・杉浦伝宗さんのオープンガーデン
2017年05月26日