今更ながら、デジタル&ネット世界と昔ながらのアナログ世界のはざまでモガイテいる自分がいます。編集部に届く新着写真にしても、メールで届いてプリンターが大量に吐き出すデータがあるかと思えば、カメラマンが丁寧にセレクトしてフェデックスで届くフィルムもあります。私の場合、まだまだ写真は最初に見たときの“ファーストインプレッション”がその後の企画に大きく影響します。でも現実は、“ああ、私はやっぱりフィルムが好き・・・“なんて言っていられないほど、ビズ編集部もデータ化が進んでいるのですが。
もうすぐ、ビズ67号(盛夏号)が発売されます。7月16日発売日!
この号は1冊全部といってもいいくらいに“緑”が溢れています。今の時代に何より必要な、癒しの空間が広がっているのです。この号、編集中のスタッフたちが気分良くやっていましたから、絶対の自信があります。ところで、この“気持ちの良い緑”の色も、印刷システム、写真分解の技法、フィルム&データの条件の変化などなどで、時代の作る”緑“が誕生します。長年にわたって、ビズの写真は特別美しい、との評価をいただいてきていますが、これからも、読者の皆さまから期待される誌面のクオリティを維持していくことを使命と感じています。
第37話 「最新号で“気持ちの良い緑”をご覧ください!」
2010年07月15日