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盛夏号に掲載の「感動の庭づくり物語」も、ぜひご一読を!

2012年07月11日

庭のある暮らしの豊かさを提案し続けているBISES(ビズ)は、今号もバラエティに富んだ内容で仕上がっています。植物には過酷な暑さの中で発売される盛夏号ですが、ご覧いただければ納得の最新情報満載で、夏のガーデニングにはこんな方法があったかと気づかれることでしょう。

編集部に届くビズ読者の皆様からのご意見、ご感想はいつもありがたく本づくりに反映させていただいています。とくに最近連続で掲載している「読者ガーデナーの庭づくり」をまとめた実体験特集が大人気で、今号も全国規模で取材しました。皆様の庭で育った樹木や草花が、年月を経てどのような形になるのか、家族の愛情も伝わるプランツ・ストーリーも合わせて、ぜひ参考になさってください。

感動の庭づくり物語が掲載されています。

昨年の3月11日から数えて約400日、宮城県石巻に素晴らしいフラワーガーデンが姿を現しました。BISESをベースに設立した「3.11ガーデンチャリティ」の最初の支援地で「ガーデン再生プロジェクト」として活動経過をご報告してきた所です。ここは第1回ビズ・ガーデン大賞グランプリ受賞の庭でした。日本で初めて開催されたこのガーデンコンテスト(1997年)は、庭が与えてくれる豊かさを全国に喧伝する大きな役割を果たし、以後かなりのスピードでガーデニングは全国に広まりました。でも、昨年の東日本大震災は多くの“庭のある暮らし”を一瞬で奪い去りました。ガーデン再生を目指したこの支援活動を通し、私たちは花の持つパワーがどれほど明日への生きる意欲を掻き立ててくれるかを再認識することが出来ました。これは、ガーデンを愛する人々が心を一つにした実話です。

執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。