日本とデンマーク外交関係樹立150周年公式イベントとして、新宿のリビングセンターOZONEでデンマーク家具展が開かれます。 今や、2013, 2014, 2016年と「豊かな国ランキング」で世界一に輝いたデンマークですが、150年前のデンマークは豊かさとは縁遠い貧困国でした。現在人口560万人、総面積は九州より少し大きい程度。資源も労働力も無い小国が知恵を絞って世界を牽引するデザイン大国へと成長し、本当の豊かさを手にするまでの大きな要因=キーワードが、今回展示される「家具」にありました。デンマーク生活協同組合連合会(FDB)による消費者の生活レベル向上が成功し、衣食住の“住”がいかに日常の暮らしの豊かさを左右するか、人々の美意識、感性を作り上げる源のひとつであるかを実証したのです。この一連のストーリーをFDBモブラーの初代チーフ、ボーエ・モーエンセンの足跡と作品、FDBモブラーの家具を通して解読していきます。そして、このデンマークデザインに影響を与えた日本の存在も大きかったといいます。人気の高いデンマークデザインの全体像を、この機会に理解されてはいかがでしょうか。
ボーエ・モーエンセンとFDBモブラー展
会場:
リビングデザインセンターOZONE(3F OZONEウェルカムプラザ)
〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
会期:
2017年9月1日(金)~9月26日(火)10:30~19:00
※水曜日(祝日を除く)休館
お問い合わせ:
リビングデザインセンターOZONE
03-5322-6500
公式ホームページ:
http://www.fdbmobler.jp/150th/
デンマークが世界一豊かな国になるまで
「ボーエ・モーエンセンとFDBモブラー展」
2017年08月31日